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RICOH 500GS(1973年発売)を手に入れた!

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Canon FT と RICOH 500GS

デジタルもフィルムも、一眼レフ好きな私ですが、最近少し、レンジファインダーが欲しくなってきました。

そんな折、古いカメラにハマっていると話したら、親戚のおばさまがこの子を持ってきてくれました。んふ♥

ちょっぴりチープな印象ですが、軽量・コンパクトで超カワイイ。

ファインダーが少しくすんでいるものの、シャッターは切れるし、レンズ周りの動きも異常なさそう。

ところが、フィルム室の蓋が開かない……

大きな傷もなくキレイな外観なので、まさか、そこだけが壊れているワケがない。

その筋では有名だったようで……

ひねくり回すこと十数分。

巻き戻しクランクを引っ張り上げながら、蓋を力任せに引っ張ると……

わしゃっ……という形容し難い音とともに開きました。

モルト大劣化www

蓋裏にある大量のモルトが劣化し、反対側にくっついていたために開かなかったというオチでした。

ググってみれば、大量のモルトで有名(?)なカメラだったようです。
小型化の代償ということなんでしょうか。

レンジファインダーが欲しくなったワケ

実は、古いカメラの中でもレンジファインダーを探していたのにはワケがあります。

昨年秋から参加しているフィルム写真ゼミで使用したのは、父が使っていた CanonFT ですが……

これが、けっこう重い。

のんびり撮るにはいいのですが、どうしても機動性が落ちるし、腕がだるくなっちゃって。

ゴツいために、人物が対象の場合は身構えられてしまうし、一眼レフはミラー開閉の音が宿命なので、それもまた警戒される要因になったり。

ひっそり気配を消しつつ、サッと軽快に撮るには、やっぱりレンジファインダーがいいなぁ、と。
この辺のことは、ライカの魅力について書いたことがあります。

のんびり系の私は、「ガンレフ」の方が性に合っているような気がするんですけども。

でも、写真ゼミを通して、少しでも幅を広げたいと思い始めたのでした。

そういうわけで、気軽なレンジファインダーを求めていたところに、コイツがやってきたというわけです。

軽い!小さい!もちろんマニュアルOK!

と、三拍子そろったカワイ子ちゃん。

とりあえず、ボロボロになったモルトをなんとかしないと。

モルト交換

まずは、溶けて風化したモルトをお掃除。

アルコールを含ませ、割り箸などで大まかに古いモルトを撤去。

続いて、適宜アルコールを含ませながらキムワイプでふきふき……拭いても拭いてもキレイにならない。ムッキーーッ

がんばって、さらにふきふきふきふきふき……

適当なところで妥協しました。どうせ見えないし。

なお、本体側にもモルトがこびりついており、同様にアルコールでゴシゴシしたら塗装が剥げかけました。
溶け出した塗装がペタペタするので、しばし置いて乾燥。

あまりの惨状に、写真撮るのを忘れました。

モルトが思ったより高かったので、とりあえず100円ショップの黒フェルトで代用することにしました。

写真の先生方に怒られそうですが……と、とりあえずなので。

しかし、なんでこんな大量に貼らなくてはいけない構造にしたんだろう……

金曜の夜、仕事帰りの作業で眠くなるも、週末にはテスト撮影を済ませなくてはならない。
がんばって夜なべしました。

なんとか貼り終ったものの、微妙に蓋が閉まりにくい……

大丈夫なのか、これ……。

RICOH 500GS モルト部分

テスト撮影

モルト、電池以外は問題なさそうだったので、やはりフェルト貼りからの光漏れが一番心配。

さて、どうなりますか。

このカメラで最高に気に入ったのは、チュンッという小さなシャッター音。
レンジファインダーって、みんなこんな感じなんでしょうか。

写ルンですの音に似ているかもしれない……

とにかく、一眼レフのシャッター音はデカイので、この可愛らしい音にメロメロになってしまいました。

軽快な使い心地に、36枚はあっという間に終了。
週明けにさっそく同時プリントに出しました。

カラーネガって、あっという間に仕上がるのね。モノクロは時間がかかったので戸惑うわ。

というわけで、仕上がりはこんな感じ。

RICOH 500GS テスト撮影

フィルムスキャンが下手くそなので、写りの良し悪しは置いといて。
とりあえず、光漏れはなさそうなので一安心。

これで使えるカメラが二台になったので、感度の違うフィルムも並行して撮れるぞ!

それにしても、45年前のカメラが、少し手入れするだけで使えるなんて。
つくづく感動するなぁ。

じつは、もう一台いただきものがあるので、ぼちぼち見ていこう。
 
 

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