RAW現像は Lightroom がおすすめ

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写真は、撮った後の現像も楽しいものです。
フィルムの現像には暗室や特殊な機材などが必要ですが、デジタルなら気軽に楽しめます。

デジイチやRAW形式が選べるカメラをお使いなら、ぜひチャレンジしてほしいと思います。

※冒頭画像、斜め上半分が無加工。下半分がLightroomで現像

RAWとは……というお話は、たくさんの情報がありますのでググりましょう。
参考として、こちら↓の記事がわかりやすいかも。

ホントにRAWは高画質なの?RAWとJPEGの違いとメリットデメリットをまとめてみた! | studio9

RAWを扱う上で前提としておきたいことは、「RAWは生データである」ということです。
英語の意味そのままですね。
何も加工されていない生のデータを、自分なりの表現で調理する、というイメージです。

スマホをはじめ、昨今のデジカメは多機能です。
何気なく、カメラについている加工機能を使っていると思います。
Instagram(インスタ)の「いい感じになるフィルタ」も同じです。

そういった、いままで自動で施していた加工を、自分オリジナルでやろう、というのがRAW現像だと考えてください。
先に紹介した記事にもありますが、高画質になったり、すごい写真になるわけではありません(笑)

RAW現像も写真管理も、Lightroomがおすすめ

前置きが長くなりました。
RAW現像ができるアプリケーションは、代表的なものだけでもいくつかあります。
キヤノンやニコンなどカメラメーカーの純正アプリが導入しやすいかもしれません。(カメラに付属していると思います)
サードパーティ製ではSILKYPIXも有名ですね。

私も以前は、キヤノンのDPP(Digital Photo Professional)を使用していました。
現在は、写真管理もRAW現像もAdobeのLightroomを使っています。

LightroomとPhotoshopが使えるのは、Adobe Creative Cloud フォトプラン(月額980円/税別)です。

ちょっと、おこづかい的に厳しいような気もしますが、1000円のほろ酔いセットを1回分我慢すれば大丈夫。

基本的な使い方については、これまた詳しい記事がたくさんありますので、参考にしてください。

実例で分かる!究極の写真編集ソフト「Photoshop Lightroom」の使い方 | 株式会社LIG
Lightroom初心者が一眼レフのRAWデータを美しく現像するまで | FABREC

RAW現像が注目される Lightroom ですが、写真管理も優れていると思います。
「カタログ」という概念をベースにしており、用途に合わせてカタログを切り替えることもできるので、仕事とプライベートを分けるのも簡単です。

他にも、写真に関連付けるキーワードやレーティング、写真に含まれる様々な情報をもとにした絞り込みも、写真の整理や活用にとても役立ちます。

多くの機能があるので慣れるまでは少し戸惑うかもしれませんが、慣れればこれ無しで写真管理はできない! というくらい便利です。

Lightroom に乗り換えた理由

DPP(キヤノンのRAW現像ソフト)から乗り換えた理由のひとつは、汎用性の高さです。
仕事で Photoshop を使用することも多いため、アプリ間の連携に魅力がありました。
この点は、Photoshop を使用しない人には関係ないかもしれません。
また当然ながら、多数のメーカーのRAWに対応できます。

最近では、スマホ・タブレット用アプリ Lightroom mobile との同期が非常に魅力的です。
PCで管理・現像した写真をスマホ・タブレットですぐに閲覧・シェアすることができますので、SNSへのアップロードにも便利です。

また、世界にもたくさんのユーザがいることで情報量が多く、プラグインによる拡張性、無料配布されるプリセット(フィルターのようなもの)を楽しめるところも気に入っています。

思い通りの写真に仕上げるために、撮影時から気をつけておきたいこと

魔法のように美しい写真に仕上げられる! というイメージもありますが、Lightroom といえど魔法のアイテムではありません。
RAW現像を踏まえて、撮影時に気をつけておきたいこともあります。

ピントは正確に

当たり前ですが、ピンぼけやブレの修正はできないものと考えましょう。
多少のピンボケはシャープネスで修正できますが、限度があります。

また、レンズが作るボケと加工で作るボケはまったく異なります。
「レンズにしかできない仕事」を意識したいところです。

仕上がりをイメージした露出で撮る

RAW現像では露光量も調整できますが、やはり限界があります。
暗すぎる写真をハイキーに仕上げようとすると、劣化します。
逆に、明るすぎる写真をアンダーに仕上げようとすると、全体がどんよりしてしまいます。

仕上げたい写真の明るさに合わせて、現像時には露光量を+−1以上変更しない気持ちで撮影します。
なお、白飛び・黒つぶれになりそうなときは、そうならない程度に調整しておきます。

あまり気にしなくて良いこともある

RAWでの撮影時、ホワイトバランスは気にしなくても大丈夫です。
冒頭にもあるように、RAWは生データですので、ホワイトバランスは後から調整できます。
また、ピクチャースタイル、シャープネス、コントラストなども後から調整するものですので、RAW撮影時は意識しなくても大丈夫。
カメラ本体の設定も、できるだけニュートラルな状態のほうが、プレビュー時の印象がRAW現像に影響しなくてよいと思います。

まとめ

で、結局どういうところがオススメなの?
という内容になってしまいました。。。

モバイル版や便利なプラグインも書こうと思っていたのですが、長くなりすぎるのでまた改めて。

今回は「RAW を Lightroom で現像する」ということをオススメしましたが、フォトプランに含まれる Photoshop も、写真の仕上げには欠かせないツールです。
Lightroom と Photoshop が使えて月980円。
………ちょっと贅沢かな?

ほいでは、また。
素敵なカメラライフを!

最後に、モバイル版Lightroomのリンクを置いておきます。

Adobe Photoshop Lightroom for iPhone

Adobe Photoshop Lightroom for iPhone
開発元:Adobe
無料
posted with アプリーチ

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この記事を書いた人

休日は自宅の庭や近くの公園などでお花の写真を撮っています。
インスタ歴はまだ一年未満。(2016年12月現在)
試行錯誤しながら写真を撮ったりインスタを楽しんだりしています。

canon 5DmkIII / XperiaZ3
Instagram : @spice.tea

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